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2021年12月17日

CMSのメリットとは?おすすめツールの紹介や選び方も解説

Webサイトの構築や運用などを行う際に大きな力を発揮するCMSは、大企業だけでなく中小企業でも導入するところが増えています。導入する際は、CMSの特徴や種類を知っておく必要があります。

この記事では、CMSの導入を検討している企業担当者に向けて、CMSのメリットや注意点、おすすめのツールや選び方などについて紹介します。

誰でも簡単にwebサイトが作れる?CMSの概要

CMSの正式名称は「Contents Management System」で、Webサイトの構築、管理、更新を行うためのシステムを指しています。このシステムを導入することで、Webサイトのコンテンツを構成しているテキストや画像などのデータを一元的に保存・管理することが可能です。

このようなシステムがなければ、Webサイトを運営するためにHTMLやCSSなどのプログラミング言語を習得しなければいけませんが、それには手間や習得までの時間がかかってしまいます。

ひと昔前まではWebサイトを構築するためには、HTMLやCSSの知識が必須でしたが、CMSにはこういったプログラミング言語を使用せずにWebページを作成できる機能が搭載されていて、この機能を活用することでプログラミング言語習得にかかる手間や労力を削減することができます

また、CMSを活用することでWebサイト内のリンクや新着情報などが自動で更新されるため、運営の負担が軽くなる点、画像やテキストデータを元にしてパソコン用やスマートフォン用など、閲覧する際に利用されるデバイスに応じたWebページを自動で生成する仕組みが備わっている点も特徴として挙げられます。

主に3パターン!CMSの種類

CMSにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると「オープンソース型」「パッケージ型」「フルスクラッチ型」の3つが挙げられます。この段落ではそれぞれの種類について詳しく解説します。

オープンソース型

オープンソース型はソースコードが一般に公開されているCMSです。代表的な製品としては「WordPress」や「Joomla!」「Drupal」などが挙げられます。

ライセンス契約を結ばなくても使えるため、コストパフォーマンスがよく、サイトの運営費用の節約にもつながります。幅広くいろいろな人に使われているため、使っているうちに不明点が出てきた場合もWeb検索すれば関連情報が多数ヒットする可能性が高い点や、テンプレートやデザインの種類も豊富に揃っていて、カスタマイズが比較的しやすい点が特徴です。

このようなメリットがある一方、オープンソース型はページ数が膨大なWebサイトにはあまり向いておらず、不具合や脆弱性が気になる点がデメリットとして挙げられます。ベンダーのサポートも手厚くないため、万が一、不具合などが起きた場合は自分たちで解決する必要が出てきます。

そのため、オープンソース型を利用する場合は、ある程度、専門知識を持っている人がいたほうが安心です。また、安全に利用するためにも、定期的にサイトのウイルスチェックやアップデートをしておくように心がけましょう。

パッケージ型

パッケージ型はシステムベンダーが販売しているライセンスを購入し、自社のサーバーにインストールして使用するタイプのCMSです。パッケージ型は企業で使用することが前提となっているため、不具合や脆弱性などが発見された際もベンダーからしっかりとしたフォローを受けられます。

また、機能も充実していて、中規模から大規模なWebサイトに対応できるほか、セキュリティ性能の高さも魅力と言えます。しかし、オープンソース型と比べると、導入コストがかかってしまいます。

加えて、ライセンス契約料だけでなく、従量課金があることも多いため、導入前にこれらにかかる料金と効果が見合っているかどうかなど、事前に検討する必要があります。

代表的な製品として、数千~数万ページ程度の中規模サイト向けでは「HeartCore」や「NOREN」などが、数万ページ以上の大規模サイト向けでは「Sitecore」や「Adobe Experience Manager」などがあります。

フルスクラッチ型

フルスクラッチ型は、構築するWebサイトの仕様に合わせてオリジナルで開発するCMSのことです。自社システムと連携する場合や、自社ならではの機能を構築する場合など、複雑なカスタマイズが必要な場合に利用されることが多いタイプと言えます。

その会社独自のシステムを構築し、最適な運用ができる点が強みである一方で、設計と開発を最初からしなければならないため、コストが高額になりやすかったり、導入までの期間が長くなったりする点がデメリットです。

また、途中で方針が変わり、CMSを違うものに入れ替えたいと考えたとしても、そう簡単には移行できないことも覚えておく必要があります。

セキュリティには要注意?CMS導入のメリットと注意点

CMSを導入することで、Webサイト作成の効率が上がる一方、気をつけなければならないポイントもいくつかあります。この段落ではCMSを導入するメリットと注意点について解説します。

メリット

①内製で対応しやすくなる

CMSを導入することで、専門的な知識がなくてもWebサイトの更新が可能になるため、制作会社に頼らなくても、社内のWeb担当者や広報担当者がスピーディに情報発信できる点がメリットとして挙げられます。

自社社員の手で簡単に更新作業ができるようになれば、新規ページの追加作業が容易になり、更新速度が上がるだけでなく、業者に依頼する費用の削減も可能です。

更新作業が容易になることで、新しい情報を発信したいときにすぐ発信できるようになり、顧客に最適なタイミングで自社の製品やサービスをアピールできます。その結果、集客力が上がり、SEO対策としても効果を実感できるでしょう。

②デザインに統一感が出る

HTMLでWebサイトを作るとなると、担当者によって画像のサイズやレイアウトなどのデザインがバラバラになりやすいという問題がありますが、CMSであればメニューや、ヘッダー・フッターといった外枠のテンプレートデザインを活用できるので、誰が更新してもサイト全体の統一感を簡単に出すことが可能です。

③場所や時間にとらわれず更新作業ができる

インターネット環境があれば更新作業ができるのも利点です。CMSの多くはブラウザ上で管理画面を開き更新作業を行い、ネットワークを通じてサーバーに反映する仕組みであるため、インターネットに繋がった環境であれば、場所や時間にとらわれず更新作業ができます。

④デザインの変更がしやすい

ほかにも、CMSではデザインテンプレートとコンテンツが分かれていて、コンテンツはそのままに、デザインテンプレートのみを変更することが可能です。これにより、サイトのデザインを新しく変えたい場合も最初から作り直すことなく、比較的容易に変更できます。

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注意点

①ある程度学習コストがかかる

CMSによってWebサイトの構築がしやすくはなりますが、それでも最初はある程度の学習が必要です。

なお、数多くあるCMSのなかには直感的に操作できるものもあり、そのようなタイプであれば少し操作の練習をすればすぐに使えるようになります。なるべく簡単な操作のみで使用したい場合は、そのようなCMSを選びましょう。

また、作成や更新の方法だけでなく、Web管理者であればユーザー管理機能やサイト管理機能などの把握もしなくてはいけないため、多少のITリテラシーを持っている人が必要になる点にも注意が必要です。

社内のITリテラシーが高くない場合は社員教育をしなくてはならず、かえって運用コストがかかってしまうおそれもあります。

②デザインの自由度があまり高くない

CMSはテンプレートに従って作成するため、デザインの自由度があまり高くない点もデメリットのひとつです。もともとは、コンテンツの一元管理を目的に開発されたものであるため、デザインの自由度を優先するのであれば、導入を再検討してもよいでしょう。

③セキュリティ面に注意が必要

前述の通り、CMSはインターネットを介して更新ができるメリットがあるものの、サイバー攻撃や不正アクセスには対策が必要です。特にオープンソース型の場合は脆弱性を狙った攻撃も多く存在しているため、気をつけなくてはなりません。

そもそもCMSを導入するということは、他社のサービスを自社に取り入れるということです。そのため、行政機関や金融機関など、セキュリティに対する制約が多い企業では導入自体が難しい可能性がある点も念頭に置いておきましょう。

比較して選ぼう!おすすめCMS 5選

リリースされているCMSはバラエティ豊かで、それぞれメリットが違うため、比較しながら自社に合ったものを選ぶ必要があります。この段落では、とくにおすすめのCMSを5つ紹介します。

WordPress

CMSで代表的なものといえば「WordPress」が挙げられます。世界シェアは6割以上で、日本でも多くのユーザーに使われています。

WordPressはオープンソース型であるため、無料で利用することが可能です。機能拡張やテンプレートの種類はほかのCMSと比べても多いため、自社に合ったものを探しやすくなっています。数千個のプラグインを活用して、リードの収集や問い合わせフォームを作成することも可能です。

また、ソースコードやCSSを直接編集することで機能の追加やデザインの変更ができるなど、カスタマイズ性が高い点も特徴です。

操作が簡単で、文章の投稿だけでなく写真の追加などもしやすいため、商品販売からメディアの運用まで幅広いジャンルで活用できます。

BlueMonkey

「BlueMonkey」は、主なターゲットを中小企業においている純国産のCMSです。オウンドメディア構築ツールとマーケティングオートメーションツールとの連携も可能です。

「BlueMonkey」は使いやすさにこだわっていて、直感的なインターフェースをしているため、Webサイトにあまり慣れていない人でもスムーズにホームページの構築や更新の操作が可能な点が特徴です。

また、セキュリティ体制にも定評があります。サーバーとアプリケーションをまとめて構築し、ファイアウォール、IPSなどの多重防御を実現しているため安心して利用できます。

Jimdo

「Jimdo」は、メールアドレスを登録すると同時にホームページが作成できる即時性を大きな売りとしているCMSです。海外の製品ですが、KDDI系列の企業が日本語対応してくれているので安心して利用できます。

なお、「Jimdo」でホームページを構築するためには、コーディングなしでAIが自動でWebデザインする方法と、自分でコーディングする専門的な方法の2つがあります。

デザイン性が高く、管理画面が操作しやすい点も魅力であるほか、ユーザー分析機能が備わっているため、ユーザーの年齢や属性を分析して経営に生かせる点も特徴です。

はてなブログMedia

「はてなブログMedia」は、オウンドメディアを10年以上運営した企業によるオウンドメディア専用のCMSです。

編集者や管理者に向けたサービスが多い点が特徴で、下書きプレビューを共有するなど、メディア運営に便利な機能が揃っている点もそのサービスの特徴です。

また、はてなブックマークと連携することで、閲覧数を伸ばしやすい点も魅力です。この製品は有料ですが、無料トライアル期間が設けられているため、本格的な利用の前に使用感を試すことができます。

EC-CUBE

「EC-CUBE」は、ECサイトの運営や管理などに特化したCMSです。

企業が商品の注文を受けたり、販売したりする機能が充実しているほか、ポイント機能や定期購入機能など、ECサイトの運営に役立つ機能も無料で使用できる点が魅力と言えます。

また、決済管理システムや在庫管理システムなど、ECサイトに必要な外部サービスとの連携がフォローされている点も魅力です。EC-CUBEを利用してWebサイトを構築するアウトソーシング会社も多くあるため、社内で対応に困った場合も安心して外注することが可能です。

課題をまず明確に!最適なCMSを選ぶためのポイント4選

目的を明確にする

CMSを導入する前に、まずは目的を明確にしておくことが大切です。更新する手間の削減、表示速度の改善、SEO対策など、現状のWebサイトの課題をはっきりさせたうえで導入するCMSを決めるようにしましょう。

費用対効果をチェックする

コストが自社に合うかどうかをチェックすることも大切です。CMSは構築にかかる費用が高いため、そちらに意識が向きがちですが、運用時のランニングコストにも目を向ける必要があります。

環境に合わせて導入する

自社の課題を解決できそうなCMSが見つかったとしても、自社のサーバー環境やパソコンの動作環境によっては、理想通りの動作をしないおそれがあるため、社内のインフラ環境に合ったCMSを導入することも重要なポイントです。

セキュリティ対策について確認する

セキュリティ対策やアフターフォローなどの有無も確認するようにしましょう。しっかりとしたセキュリティ対策が行われていたり、万が一不具合などの問題が発生したときにもアフターフォローがあると、安心して利用できます。これらがない場合は社内で対策を講じる必要があるので注意が必要です。

CMSは導入後の運用が大切!不安がある場合はメンバーズへ

CMSの導入は確かにWebサイトの構築に役立ちます。しかし、ただ導入するだけでは不十分であり、運用フェーズを考慮した導入や設計まで落とし込めるかどうかがポイントになります。

社内に運用できるメンバーがいない場合や、もっとCMSについていろいろと知りたいといったようなときは、ぜひメンバーズにお問い合わせください。

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