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今注目の内製化のメリット・デメリットとポイントを徹底解説!

2021年12月24日

今注目の内製化のメリット・デメリットとポイントを徹底解説!

業務効率化や改善、また、スピード感をもって事業を推進していくことを目的として、企業運営に必要な業務をアウトソーシングするのではなく、社内の人材で回していくために「内製化」を考えている企業がここ最近非常に多くなってきています。

ただ、ほかの部署が「内製化」を実行して成功した、あの企業が実施しているから、ということで簡単に「内製化」を進めることができるわけではありません。
内製化を進めるには、内容を理解して適切に判断にすることがとても重要になってきます。

本コラムでは、内製化について説明した上で、内製化に伴って把握しておくべきメリットやデメリット、ポイントについて解説していきます。

注目されている内製化

内製化とは

内製化とは、アウトソーシングしていた業務を社内の人材で行うように変えることです。
つまり社外の専門家の力を借りて社内の業務を行うのではなく、社内の人材に専門スキルや知識をつけてもらいその専門業務を社内で回していきます。

内製化を行う場合は、専門スキルや知識が必要となるため、「さて明日から体制を変更して実施しましょう」と簡単にいくようなものではありません。
内製化に適した業務やアウトソーシングに適した業務の理解、メリットやデメリットをしっかりと把握した上で検討・実行しましょう。

内製化に適した業務

社内でノウハウ・ナレッジ・データを蓄積し、それが会社の資産になりうる業務や社内の技術向上、社内のコア業務、戦略にかかわる業務については、外部の専門家にお願いするよりも内製化すべきです。
例えば、サービスやプロダクトを多くの人に利用していただくためのWebサイトは、リリースして終わりではなく、そこから、マーケティング施策を打つことでより多くの人の目に留まるようにしたり、検索からの流入を増やすためのコンテンツ制作やサイト改修をしたりと、常に何かしらの施策を動かしていく必要があります。

また、昨今言われているDX(デジタルトランスフォーメーション)化についても複雑に関連している業務やサービスを整理する必要がありますし、そして、そこから運用して改善をしていく必要があります。
こういった業務については、今までやってきたことを応用するためのナレッジの共有だったり、過去に実施した施策をもとに新たな施策検討を行ったり、また、関連する業務を把握しながら、より利便性を上げていくために「情報」がとても大切になってきます。

アウトソーシングをしてしまうと、いつまでも社内にその「情報」がうまく蓄積されず、何か新しい事業やサービスを検討、あるいは更なるグロースを考えた際に、ノウハウがないがゆえに再度アウトソーシングする必要がでてきてしまい、いつまでも社内でノウハウ・ナレッジ・データがたまらない状況となります。
そのような「情報が蓄積されない状態」を回避するためにも中核となるような業務に関しては内製化をすべきでしょう。

内製化のメリット・デメリット

内製化に適している業務に続いて、内製化のメリットとデメリットについて説明します。

メリット

まずは、内製化の3つのメリットについてです。

・実行スピードがあがる

施策や計画を実行する際、さまざまな方面からの意見のとりまとめや確認などが発生し、もし、社内外に関係者がいる場合、その調整や確認に時間がかかり、全体的に実行スピードが遅くなります。
内製化の場合は、社内にそれぞれ専門人材がいることで、その場で合意形成ができるため実行スピードは非常にあがります。

・柔軟な対応が可能

業務を進めていく中で、最初に決めたことが100%そのまま進行することは少なく、戦略の変更やそれに伴う仕様の再検討、また、納品遅延の発生など何かとイレギュラーな対応が発生します。
内製化ができている場合は、イレギュラー対応が発生したタイミングで、業務にかかわる全員のカレンダーをみてすぐに会議を調整することができます。また、その会議には全員、もしくは各責任者が参加しているので、その場で施策の再検討から決定まで、そのときの状況に応じて柔軟に対応することができます。

・ノウハウやナレッジがたまる

内製化の場合は、業務のすべてを社内の人材で行うため、スケジュール感や工数の考え方、業務に対するノウハウ、また、実施したすべての施策に対してのナレッジをためていくことができます。ノウハウやナレッジをどんどんとためることで、さらに成果につなげやすい施策実施や環境作りを、スピード感を持って進めていくことができます。

デメリット

続いて、内製化のデメリットについて説明します。
内製化するデメリットは以下3つとなります。

・採用・育成にコストや時間がかかる

内製化の場合、社内の人材が専門スキルや知識を身につける必要があります。
また、社内にその専門スキルを保有している人材がいない場合は、社内の人材がセミナーや研修などに参加しながらゼロから学んでいく育成コスト、あるいは専門スキルを保有している人材を採用するコストがかかります。

また、その業務に任命された社員のスキルや知識の習得までの時間の確保が必要となるため、内製化を進めるまでにはスケジュールに余裕を持たせる必要が出てきます。
新たな人材を採用する場合も、採用準備から始まり内定までは最短でも2か月前後の時間が必要となってきます。

・ノウハウやナレッジ蓄積に時間がかかる

ノウハウやナレッジは、1,2週間でたまるものではありません。ある程度の期間で業務を行いながら、徐々に蓄積されていくものです。
そのため内製化を進めたとしても、はじめは手戻りがあったり、調査しながら進めたりと、非効率的な状態で進行することが多くなります。

・専門家視点の意見がない

内製化のためには専門スキルを保有している人材確保が重要になりますが、採用や育成の時間がかかります。また、初期こそノウハウやナレッジがたまっていません。
そのため、内製化を進める際、初期は専門視点での意見や判断がない状態となることが多く、手探りで進めていくことになるため、ときに誤った意見や判断をしてしまう可能性がありますので、初期は専門家視点の意見は重要となってきます。

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内製化と比較されるアウトソーシングとは

内製化を検討する際に対比の言葉としてよく耳にするのが「アウトソーシング」です。
アウトソーシングについてもよく理解した上で、内製化を検討するようにしましょう。

アウトソーシングとは

アウトソーシングとは「アウト(外部)」と「ソーシング(資源利用)」を組み合わせて作成された和製英語となり、社内の業務を社外の専門家にお願いすること指します。

社内では、専門的スキルを持つ人材がいない、採用・育成できない、または、外部の質の高い技術を今すぐ導入したい、といったようにさまざまな状況において、アウトソーシングが選択されます。

アウトソーシングに適した業務

作業内容のマニュアルやルールが確立しており、多くの人材が必要になるような業務については、必ずしも内製化する必要はなく、アウトソーシングされているケースは多いです。
例えば、コールセンターのようにある程度の人材確保が必要で、かつ、マニュアルに沿って対応をしていくことで業務が成立するものです。

もちろん、マニュアル作成やルール決め、そして、見直しといった、コールセンター業務の中核を担う業務に関しては、内製化であるべきですが、マニュアルが決まり、そのマニュアル通りに業務を進めることができれば、アウトソーシングすることで最適な人材配置が実現できます。

また、1回きりの業務でノウハウやナレッジの蓄積や共有が不要な場合、その業務に社内の人材を割くよりもアウトソーシングしたほうが効率よく進行できることが多いです。

アウトソーシングのメリットとデメリット

続いてアウトソーシングのメリットとデメリットについて解説いたします。

メリット

まずは、アウトソーシングのメリットについてです。

・作業の効率化

ルールが決まっている作業については、アウトソーシングをすることで、作業の効率化を図ることができます。
理由としては、依頼内容に適した人材・経験がある人材がアサインされ、アサインされた方は、知識や経験が豊富な方であるため、その業務に対するノウハウやナレッジがたまっており、効率よく作業を進めてもらうことができるからです。

デメリット

アウトソーシングのメリットの次はデメリットについてです。

・情報漏洩のリスク

社内の業務は、個人情報や機密情報をもとに進行する場面が多くあります。
社外への共有となると、すべて監視するわけにもいかず、情報漏洩のリスクが一気に高まります。かといって、これらの情報を共有しないことには、業務ができないことが多くあります。

そのため、アウトソーシングする際はリスクを回避するために、対策や情報の取り扱い方法などは細かく確認する必要があり、その確認にかなりの時間が費やされることになります。

・ノウハウやナレッジが蓄積できない

アウトソーシングした業務については、社内でその業務に携わることがないため、社内でノウハウがたまりません。
また、急にアウトソーシング先が撤退した場合、もしくはその際に引継ぎがうまくされなかった場合、今まで進めていた業務の内容が完全にブラックボックス化となり、今後の業務進行が難しくなることがありますので、ノウハウ・ナレッジをしっかりとためていくことが重要となります。

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内製化とアウトソーシングを比較

内製化、アウトソーシングのメリットとデメリットに続いて、今の業務を内製化するべきなのか、それともアウトソーシングのまま、もしくは新たにアウトソーシングをするのかの決め手について説明いたします。

社内にとって中核となる業務であれば、それは間違いなく内製化をお勧めします。社内でのノウハウの蓄積が今後の事業拡大にも響いてきますし、個人情報や機密情報を扱う場面が多いので、情報漏洩のリスクを防ぐためにも社内の人材で対応していくべきです。

また、一度限りの単発的な業務なのか、恒久的な業務なのかでも内製化にするのか、しないのかが変わってきます。

一度限りの業務で今後実施することがない業務については、ノウハウをためておく必要がないため、アウトソーシングが適しています。

一方、恒久的かつ、しっかりと成果を出していく必要がある業務については、ノウハウを蓄積し、ナレッジの共有を行うべきです。
また、同時にスピード感が求められますので、調整しやすい、柔軟性がある内製化を取り入れるべきです。

内製化を実行する際の3つのポイント

いざ内製化を進める際に必ずチェックしておくべきポイントを3つお伝えします。

・専門人材の確保

内製化に重要なのはその業務を円滑に進めることができる専門スキルを保有している人材です。
社内で育成するか、もしくは新たに採用するのかの判断してください。採用も育成もどちらも非常に時間がかかりますので、早めに動くようにしましょう。

・役割と対応範囲の明確化

内製化を進めるにあたり、役割やタスクが複数同時に発生することが多くあります。
また対応範囲もそれぞれの認識が異なる場合がありますので、混乱が発生しないように、まずは業務の整理とそれぞれの役割、対応範囲を明確にするようにしましょう。
役割や対応範囲が明確でないと、社内であっても非効率なことが多く発生し、スムーズに内製化が進まなくなってしまいます。

・ナレッジ共有の型化

業務を内製化してもその業務自体が俗人化して、ノウハウやナレッジ自体が共有されない環境では意味がありません。
なるべく俗人化しないような体制を組み、また、最初にノウハウやナレッジの共有の型化を作ることで、スムーズに「情報」が蓄積され、その「情報」をうまく利用しながら業務が円滑に進むような環境を作っていきましょう。

内製化は「専門人材の確保」や「スピード感」が肝!内製化支援はメンバーズにお任せ

今、アウトソーシングをしている業務を内製化する場合、専門スキルを保有する人材、またその人材のリソース確保が重要になります。同時にスピード感を持って進めることも非常に大切になってきます。
専門スキルを保有する人材の確保は、育成にしても採用にしても時間がかかりますし、またノウハウやナレッジがない中でスピード感を持って進めることは非常に難しいです。

そんなときは、メンバーズが貴社の内製化をしっかりと支援をいたします。

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専門スキルを保有する人材の確保はメンバーズが担い、また、今後の内製化に向かうためのスキームを貴社のメンバーと一緒に作り上げていきます。
もちろん、貴社のチームと一緒に動いていくため、ノウハウやナレッジは貴社にたまります。
また、複数の案件の内製化を実行している経験豊富なメンバーズが対応しますので、貴社の状況を把握しながらスピード感持って支援させていただきます。

内製化について不安を感じていたり検討を始める際は、ぜひ、メンバーズにお問い合わせください。

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